黄昏るサーカスの人々のように…

シェルカシェンについて

・創立者シド、名前の由来は個性豊かなメンバーが揃っていることからサーカスの人という意味を持つ名称。
・特定の拠点などは持たず、宿暮らしもしくは野営を行っている。
・派遣クエストは二人一組としている、ルッソを元の世界へ返すことを優先しているために離れてもいつでも追いつけるようにとのこと。

メンバー紹介

設定画のあるキャラは、名前にリンクを貼っています。
・ルッソ
異世界からやってきて困っていたところをシェルカシェンの面々に救われる。トマト同盟のリーダー、加入者は今のところエンゼルと女性陣のみ。
もっぱら問題を持ち込み、シドの胃痛を悪化させている一人だが悪気はない。

「よし、早くクエスト行こうぜ!」

・シド
シェルカシェンのリーダー、戦闘能力も高く皆の信頼を集める。個性が強いメンバーに対して胃痛が耐えない。
最近、説教くさいとおじさん扱いされるのが不満。リンゼイとは酒飲み仲間。

「厄介事ばっかり持ち込みやがって、お前らあとで説教だからな!」

・アデル
手癖の悪い少女。よくルッソのおこづかいを盗んでいる。ブランド物や甘いものに目が無い様子。
甘い物好きという点でドニとは気が合い、よく手作りお菓子を振る舞ってもらっている。

「みんなのギルは私のギル、もちろん私のギルは私のギルだから」

・パトリック(狩人→忍者)
元戦争孤児。ドニと会う以前の記憶を殆ど失っている、左目が見えないので包帯で隠している。にも関わらず弓や投げナイフなどの命中率が高い。
冷静沈着で料理の腕はエンゼルと競えるほど。行き倒れていた所をドニに助けられたために恩を感じ、彼に尽くしている。
最近入ったルッソがドニに世話してもらったり、エンゼルを想う彼の態度が気に食わない。ベックスともよく喧嘩をしている。トマトと甘いものが嫌い。
謎の四次元鞄を持ち、市が開けるほど物が入る。どこかの行商人にドニが売りつけられたものを贈られ、大事にしている。元セントリオのメンバー。

「ドニを困らせるやつは殺すぞ…」

・ドニ(グラディエーター)
明るく面倒見の良いクランの兄貴分、パトリックと同じく元戦争孤児で二人でハンターをしていた。
戦争で生き別れた兄弟を探している。背中には大きな傷があり、パトリックを守るためについた傷らしい。
甘いものと可愛いもの好き。甘いもの好きが高じてスイーツの類が作れる、特に好きなのはシュークリームとチョコケーキ。
過去に色々あって美人が苦手。女は殴りたくない、そんな感じでパトリックに怒鳴られる日々を送る。どういうわけか美人でもエンゼルは大丈夫な様子。
デュアルホーンと敵対関係になっているシェルカシェンだが、争いのない世界を理想に掲げるアリスに感銘を受けておりなるべくなら戦いたくないと思っている。
過去に先輩ハンターであったヴィエラの女性と恋人に限りなく近い関係にあったが、ユトランド大陸に渡ることとなり自然消滅している。元セントリオのメンバー。

「あンまりわがまま言うなよ?」

・エンゼル(白魔道士→緑魔道士)
料理も上手く容姿端麗。チッタさんの養女。ドニ曰く嫁にするなら文句なし、そういう気で言ったかは不明。ドニの美人恐怖症を起こさせない稀有な存在。
ハンマーを持たせると性格が変わり、いかにも男勝りになる。ハンマー職人としての隠れた才能有り。パトリックと仲良くしたいらしいが、ドニと親しくしていることから目の敵にされている。
クランのお母さん的存在であるので、食糧管理は彼女が担当。本名はアンゲルであるがドニが聞き間違えてエンゼルと呼んで以来、その愛称で固定している。
神獣の声を聞こえる、神獣達がその意思を伝えようと彼女の身体を借りてこちらの世界に降り立てることからスライマーやベックスは彼女の出生に疑念を抱く。
ルッソとトマト同盟を組むほどのトマト好き、トマト…トマト…

「今日の献立はトマトの煮物、トマトスープ…あれ、パトリックどこ行くの!?」

・フェレ(魔砲士)
通称過激派DVモーグリ。いつもえらそうだがないがしろにされることもしばしば。頭をなでると華麗なるドロップキックを繰り出す、クランのマスコット的存在。
実はかの有名なリネの子孫であるが、本人はすっかり忘れている。ドニの可愛いもの好きを知っていていろいろこき使う腹黒いところも。

「モグはちっこくないクポー!心はクレスタ並みに大きいクポー!」

・スライマー(裏魔道士)
いつもほがらかなン・モゥ族の男性。ただしキレると冗談じゃないほど怖いのでクランの要注意人物。
パブの片隅で薬を調合している。どこかの研究所で薬を開発していたとか。実験中のものが多く、しょっちゅうクラン内のバンガたちがその犠牲となっている。
バンダナ集めが趣味のお洒落さん。コレクションの種類は100を超えた辺りからわからなくなっているらしい。

「丁度良かったです、これ…飲んでくれませんか?」

・ベックス(トリックスター)
敬語で話すバンガの青年。かなりの皮肉屋、口喧嘩ではクラン内の人物に負けたことはない。
リグを役立たず呼ばわりするも、昔からの友人であるために毒舌を言いながらも言葉の節々から大事に思っているのがわかる。
過去に治安警備隊にリグと所属していたが、上司の昇進の為に利用され、エンゲージの際にリグを咄嗟に庇い左腕を斬られてしまったらしい。
謎の義手(一説によるとモンスターの腕?)を持つ。過去のころから人間不信、ただしエンゼルには冷たく当たるも心を開いている素振りがある。
クラン内のバンガの中では特に腕力がないため、普通にやりあったらベックスは弱いらしい。それをリンゼイにからかわれる為に仲はとてつもなく悪い。
どこかの王家に使えている兄がいるらしく、その兄に対しては病的とも言えるほど崇拝している。なぜか被服関連に強いため、自分やリグの服を自作している。

「ドタマかち割りますよ?」

リグ(パラディンor用心棒)
ベックスと共にクラン入りした青年、役立たずだの低能だのベックスに呼ばれるもめげない。ベックスの自作の服を好んで着る。
幼少時に村同士が対立していたが、ベックスと仲良くしていたことがバレてベックスが村を出て行くことになってしまったという苦い過去を持つ。
後に再会し、治安警備隊に配属。人間不信により以前の優しい面影が消えてしまったベックスに驚く。一人ではまともに出歩くことができない重度の方向音痴。
年の割に童顔だと言われるのは、強力な呪いで年齢を精神ごと戻され、成長しない身体になっている。呪いを解く方法をベックスと共に探している。
本人曰く元の姿の自分は物凄くかっこよくて美形。外見年齢だけであればパトリックと同い年だが、あまり相手にされていない。

「置いてくなよぉ!ベックス!」

・リンゼイ(砲撃士)
戦争中に生き別れてしまったドニの兄、マチルダの弟。酒好きでヘビースモーカーでバンガらしく好戦的。異母兄姉のマチルダと喧嘩ばかりしている。
実際は姉が心配なものの素直に言うことが出来ない所詮ツンデレ。故に恐ろしくてメンバーは本人には言わないがシスコン疑惑が浮上している。
重火器や飛空挺など機械に詳しい。子供は苦手。シャンメルになぜか気に入られクエスト以来、やたら付き纏われている。
馬が合わないのかベックスとの仲は険悪。顔を合わせれば喧嘩ばかりだが、件のシスコン疑惑を持ち出されだいたい惨敗 よくエンゼルに生活習慣を指摘されてうっとおしそうにしている。

「あーかったりィ、マチルダ。行くぞ」

・マチルダ(アサシンor魔剣士)
ドニとリンゼイの姉だが腹違い。年齢不詳、多分弟達は知っているはずだが揃って口を開こうとしない。 リンゼイに口やかましく「姉さん」と呼ぶように言っているが、聞き入れようとはしないのが不満。喧嘩はするものの仲は悪いわけではない。
生き別れたものの父親を敬愛しており、リンゼイが素直になれないのは実の父への嫉妬だからとか。やはりツンデレである。
戦争でドニや父親と生き別れて以来、二人で行動を共にしてきたことからお互いに思っていることはだいたいわかるようだからである。

「姉さんと呼べと言っているだろう?」

・ガーシュ(曲芸士)
旅は道連れ世は情け精神でいたらシェルカシェンが拾ってくれたモーグリの女の子。
素敵に無敵なスマイルでみんなを励ますアイドル。特にドニが彼女のことを異常に可愛いと思っている。
基本敬語、それが可愛いとみんなに評判がいい。フェレがライバル視するも、たまにいい雰囲気になる。

「みなさん、頑張って下さいクポ!」

・クリストファー(黒魔道士→モーグリナイト)
愛称はクリス。モーグリナイトだが黒魔法で面倒な敵は排除すると言う案外過激な思考の持ち主。
年中やる気がなく、時魔法で仲間を早く動かしてはエンゲージを速やかに終わらすことが快感らしい。
非常に頭の回転が速くチェスやゲームの類では負けたことが無い。シェルカシェンの策士。

「勝利の秘訣は先手必勝…クポ」

エミリオ(忍者)
物静かなヒュムの女性。誰しもが振り返る美貌の持ち主でロダーリのショーのアシスタントを務める。
戦闘もなかなかの腕でロダーリにサポートされるような形でエンゲージを行う、恋人同士と疑われることがあるが真意は不明。
生まれはロザリア大陸だが家が没落した為に借金の肩に売られていた。ロダーリが奪い去る形で救われそれ以来彼と共に旅をしていた。
悪い魔道士に声を奪われているも、彼女が持つテレパシー能力で意思の疎通が可能。ただし相手の一部に触れるといった制限あり。

(皆様のご迷惑にはならぬよう、誠心誠意働かせていただきます…)

ロダーリ(トリックスター)
超が付くお調子者のバンガ。とりあえず構ってほしいらしくふざけてみたり芸をしてみたり奮闘。
子供から好かれる性格。ただし本人は遊んでいるつもりだがしばしば遊ばれている。
歌を歌うことが好き。エミリオの演奏で度々その歌声を披露している。声を失くす以前は役割が逆で、歌も苦手だったとのこと。
エミリオとの恋仲を疑われると意味もなくはぐらかそうとする。同じバンガであるベックスと仲良くしようと色々試してみるも相手にされない。

「エミリオー!早く楽器弾いてくれよ!」

・ハーディー
ラバナスタからやってきたモーグリの青年。音楽を愛するエミリオとロダーリとは仲が良い。

「クポ!音楽を愛するなんていいクランだクポ〜!」

・フリメルダ 皆さんご存知の剣聖フリメルダで知られる凄い人。その実態は超がつく天然キャラ。子供に好かれるのだが、傍から見ると遊んであげているというより遊ばれている感がある。
武器に関して周りがドン引きするほどの知識を持ち合わせている。武器トークは喋ると止まらない。マチルダとは剣士同士、話が合うので仲が良い。

「あまり過大評価しないでください、まだまだ私は未熟ですから」

・ヴァン(空賊)
ラバナスタからやってきた空賊。パトリックとドニとはセントリオメンバーであったことから顔馴染み。
個性の強いメンバーを面白がっており、それに便乗するのでシドの胃痛はご察し。

「ん?何か面白そうなことやってるな〜」

・パンネロ
ヴァンの相棒である少女。料理の腕はヴァンのみがうまいというゲテモノを作る為、調理班から泣く泣くキッチン立入禁止を命じられている。
踊り子でもあるため、エミリオからよく稽古をつけてもらっている。

「ヴァンってば、本当に子供なんだから」

・モンブラン セントリオのリーダー。お宝を求めてやってきた。しかしシェルカシェンに目的のお宝を先に入手されてしまっていたという不運。
目的を失ったもののしばらく滞在するため加入。お人好しはあいかわらず、クラン運営に関してシドに手解きをしている。
パトリックとドニとは元メンバーであった為、顔見知り。いつか成長した二人にはセントリオに戻ってきてほしいとも考えている。

「弟ともどもお世話になるクポ!」

・アルシド
ロザリア帝国の皇子。諜報活動などでオーダリア大陸にやってきたところ、その活動に際しての隠れ蓑としてシェルカシェンに加入。
以前ロザリア大陸の名家にいたエミリオと面識があった。彼女の不遇な生い立ちに同情し声を元に戻す為、情報収集をしている。

「麗しいお嬢さん、貴女の失われた美声のため。御尽力致しますぞ」